ピアノ

ピティナ・ピアノコンペティション入賞者記念コンサートに出場しました

今回は、娘がピティナ・ピアノコンペティション入賞者記念コンサートに出場しましたので、その様子について書きたいと思います。

娘は、ピティナ・ピアノコンペティションのA2級(未就学児)で地区予選・本選に出場していました。そして、地区本選で第2位となり、全国大会に出場することになりました。A2級の全国大会は、順位を競い合うのではなく、入賞者記念コンサートというイベントが行われます。

入賞者記念コンサートのプログラムについて

入賞者記念コンサートは、その年によって内容が異なりますが、今回、娘が参加した入賞者記念コンサートは、2部制であり、1部の中でも2グループ(1グループ15人程)に分かれていました。入賞者が1人ずつ好きな曲を演奏し(演奏時間は2分以内)、1グループ目が終わったところで、10分程休憩があります。休憩後、2グループ目が終わると、15分程の休憩を挟み、最後にゲストの方が登場し、演奏や質疑応答をするという内容でした。
それではもう少し詳しく会場や子どもたちの様子をレポートします。

会場の『としま区民センター』をレポート

まず会場についてですが、東京都の豊島区にあるとしま区民センターで開催されました。としま区民センターは、池袋駅から徒歩7〜8分の距離にあり、まだ新しい複合施設のハレザ池袋の中にありました。コンサートを行う多目的ホールは8階にあり、更衣室として7階の会議室も使うことができました。更衣室でドレスに着替え、8階に上がると多目的ホールの前にロビーがあり、受付開始まで待機しました。
ロビーには、写真やDVDの申込みの案内も置かれていました(今回のコンサートも会場内での撮影は禁止でした)。開始時間の40分ほど前から受付が開始されました。受付すると、ピティナ・ピアノステップのフリー参加券もいただくことができました。
コンサートに入場できるのは、子ども1人に付き添い1名が無料で、それ以上の人が入場する場合は、1人に付き1,000円かかりました。受付で入場料を払い、プログラムが渡されます。

開始10分ほど前くらいになると、ホール内に入ることができました。多目的ホールは2階もありましたが、参加者には開放されておらず、1階での観覧になります。1階は、平面で段差がないため、後ろの方の席だととても見づらい感じでした。椅子も会議室にあるような硬い椅子であり、長時間座っているのが辛く、そして何よりも寒かったです(愚痴が多く、すみません。。)
会場の前方にはスクリーンがあり、子どもたちが演奏する前に読み上げられるコンサートメッセージ等を映し出すのに使われていました。

全国各地から集まったリトルピアニスト

次に全国各地から集まったリトルピアニストについてもレポートします。参加者は、北海道から鹿児島まで全国各地から子どもたちが集まっていました。
子どもたちの演奏自体は、課題曲を弾く子どもが大半でしたが、課題曲を弾かない子も数人いました。緊張からか間違えて弾き直す子も数人いました。娘は、予選や本選の時と比べてお客さんの数も多く、少し緊張していたのかなという表情でしたが、3曲大きな間違えもなく、無事に弾いてくれました。少し焦って早くなってしまった部分もあり、地区本選の時のようなベストな演奏とはいきませんでしたが、最後まで頑張って弾けました。

ゲストの野村友里愛さん登場!

子どもたちの演奏が終わった後、最後にゲストとして野村友里愛さんが登場しました。野村さんは、2006年生まれで、なんとまだ高校2年生という若さです。野村さんは、5歳からピアノを始め、ピティナ・ピアノコンペティション全国決勝大会でも輝かしい成績を収めており、B級金賞・C級ベスト賞・Jr.G級ベスト賞・F級金賞を受賞。そして2021年第45回ピティナ・ピアノコンペティションで特級グランプリに輝かれています。
野村さんのステージでは、A2級の課題曲を演奏していただいたり、Q&Aコーナーもありました。Q&Aコーナーでは、緊張をほぐす方法として、ハンカチにペットの犬の匂いをつけておいて、本番前にハンカチのにおいでリラックスすること、小さい頃にはピアノを8時間以上練習していた(年々練習時間が減ってきて、今は3時間出来たら良い方みたいです)等の話がありました。最後にピアノを演奏していただきましたが、野村さんは話している時はおっとりとした印象ですが、ピアノの演奏になるとすごい集中力と表現力で、特にショパンの英雄ポロネーズの演奏は圧巻でした。

ピティナ・ピアノコンペティションをすべて終えた感想

ピティナ・ピアノコンペティションに娘が初めて参加して、とても長丁場でしたが、ピアノの技術(表現力)も、そして人間的にもすごく成長できたと感じています。
今年4月から課題曲の練習を始め、地区予選・本選・入賞者記念コンサートを終えるまで、約5ヵ月間同じ課題曲を数え切れないぐらいよく練習したなぁと感心しています。ピアノの練習は、調子が良い日もあれば、悪い日もあり、決して平坦な道でありませんでした。子どももまだ小さいので、集中もそんなに長くは続かず、なかなか練習をしない時は、「もうコンペ出るのやめれば!」と言ってしまったこともありました。でも、娘としてもコンペには出たい気持ちがあるので、練習を始めます。こんな感じで、山あり谷ありで約5ヵ月間を乗り越えました。
子どもに同じ曲の練習を毎日継続させるのは大変ですが、地区本選の結果を家族みんなでパソコンで見て、本選を通過した時の嬉しさは、今までの苦労が吹き飛んでしまうぐらい嬉しかったのを覚えています。
最後に入賞者記念コンサートのゲストとして登場した野村さんの話の中で印象的だった話をご紹介したいと思います。野村さんがピアノを嫌になり、ご両親にピアノをやめたいと相談された時のエピソードです。野村さんが、ご両親にピアノをやめたいと話した時、野村さんとしては、ご両親がとめると思っていたそうですが、ご両親は、特にピアノをやめることをとめなかったそうです。そして野村さんは、ピアノから一旦距離を置き、自分を見つめなおした時に、「やはり自分にはピアノしかない。」と考えたそうです。それからは、またピアノの練習に一生懸命励み、今の素晴らしいピアニストとしての野村さんがあるのです。この話を聞き、やはりどれだけ親が子どもに何かをやらせたいと思っても上手くいかず、最後は子どもの意志が大切なのだと改めて思いました。
まだ、コンペが終わったばかりで、来年のコンペに出場するか決めていませんが、また子どもがコンペに出場したいという気持ちがあれば、親として頑張ってサポートしていきたいと思います。